宋 和純 & 宋 和映  ピアノ・デュオ

 

SONG Hwasoon and Hwayoung , Piano Duo

 

 

ピアニスト宋 和純、宋 和映の姉妹によるピアノ・デュオは、大阪市出身。フランス・パリで学んだ二人は、それぞれ国内外のコンクールにて受賞などソロでの活動を続ける中、2008年12月よりピアノデュオを結成し、4手のためのピアノ作品や2台ピアノのための作品演奏を通して、各地のホールで演奏会等に出演。

逸翁美術館マグノリアホールにて阪急電鉄株式会社主催「マグノリア・サロンコンサート」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」(NHK大阪ホールにて公開収録)等に出演。

特にレパートリーとしては、ドビュッシー、ラヴェル、ストラヴィンスキー、サティ、プーランク、ビゼー、ミヨー、フォーレ、セヴラックなどのフランスの作品を得意とし、またガーシュウィン、ピアソラ、バーバー、ゴットシャルク、レクオーナのような色彩とリズムに溢れた作品、モートン・グールド等、現代の作品も好んで演奏する。その他、バッハ、モーツァルト、シューマン、ブラームス、ラフマニノフ、ギーゼキングなど幅広いレパートリーを持つ。

 

公式サイト: http://songpiano.jimdo.com


宋 和純 (そん ふぁすん) SONG Hwasoon, Piano

 

京都市立音楽高等学校(現京都市立京都堀川音楽高等学校)卒業。同年パリ国立地方音楽院(CNR de Paris)に入学。2006年同音楽院ピアノ科高等課程を審査員満場一致の一等賞を得て卒業後、同音楽院ピアノ科最高課程に合格し、2008年に一等賞を得て修了。国家音楽高等研究資格(D.E.M.S.)を取得し、2008年に帰国。

これまでにピアノをクラウディオ・ソアレス、佐藤薫、迫昭嘉、ブルーノ・リグット、オリヴィエ・ガルドン、室内楽をイザイ弦楽四重奏団のミゲル・ダ・シルヴァの各氏に師事。また、韓伽耶、故中島和彦、S. ペルティカロッリ、上野真、G. ミショリ、M. プロエンサ、V. セルヴァンスキーの各氏にレッスンを受ける。カールスルーエ国際ピアノアカデミー(ドイツ)、京都フランス音楽アカデミー、パルマ・デ・マヨルカ国際音楽アカデミー(スペイン)、クールシュヴェール国際音楽アカデミー(フランス)、各地のマスタークラスを受講、各選抜コンサートに出演。

大阪国際音楽コンクール高校の部最高位、KOBE国際学生音楽コンクール高校の部優秀賞、審査委員長賞、和歌山音楽コンクール高校の部第2位、日本演奏家コンクール高校の部第3位、堺国際ピアノコンクールE級奨励賞、日本クラシック音楽コンクール高校の部入選。

フランスにて、レオポール・ベラン国際音楽コンクール第1位、クロード・カーン国際ピアノコンクールピアノソロ部門第1位、同時に連弾部門第1位、ヨーロピアン・ピカルディー音楽コンクール第1位、ラニー・マルヌ市ピアノコンクール第2位。サル・ガヴォーにて受賞者演奏会、テアトル・ハヌラにて在仏韓国大使館主催による若き音楽家による演奏会、アメリカンチャーチ・イン・パリにてアトリエ・コンサートに出演、パリにてソロリサイタル、日仏交流150周年記念事業デュオリサイタルを開催。

エリーズィウム管弦楽団定期演奏会のソリストとしてモーツァルトの協奏曲第24番を共演。2012年大阪いずみホールにて日本演奏連盟・文化庁主催によるソロリサイタルに出演

2008年より妹の宋和映とピアノデュオを結成し、関西各地にてコンサートに多数出演。姉妹で2012年逸翁美術館マグノリアホールにて阪急電鉄主催「マグノリア・サロンコンサート」に出演し、同年NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」に出演(NHK大阪ホールでの公開収録)

2011年より京都フランス音楽アカデミーにてレジス・ パスキエ氏、シルヴィー・ガゾー氏によるヴァイオリンクラス公式伴奏者を務める。

オーケストラメンバーとの室内楽共演も数多く行い、豊中まちなかクラシック、ヤヒャン木管五重奏団演奏会(ザ・フェニックスホール大阪)に出演。

ヴァイオリンセミナー、オーケストラオーディションにおいて公式伴奏者を務めるなど、幅広く演奏活動を行う傍ら、後進の指導にも携わる。


宋 和映 (そん ふぁよん) SONG Hwayoung , Piano

 

大阪府立夕陽丘高等学校音楽科卒業。京都市立芸術大学音楽学部を首席で卒業。音楽学部賞、京都音楽協会賞を受賞。同大学大学院音楽研究科修士課程を修了。修士論文『M. ラヴェルのピアノ独奏曲《水の戯れ》の分析と演奏論』を提出。渡仏し、パリ・エコールノルマル音楽院最高演奏課程のディプロムを取得。これまでにピアノをクラウディオ・ソアレス、服部久美子、上野真、野原みどり、春山操(チェンバロ)、ブルーノ・リグット、フランソワーズ・ティナ、ソディ・ブライドの各氏に師事。音楽学を龍村あや子氏に師事。また、ドイツ、オーストリア、イタリア、フランス各地のアカデミー、マスタークラスを受講。加えて、韓伽耶、中島和彦、迫昭嘉、青柳晋、青井彰、P. ドゥヴァイヨン、パク・ジョンファ、パク・ヘヨン、G.ミショリ、M.プロエンサ、V.トイフルマイヤー、A.ヤシンスキ、S.グズネツォフ、M. ダルベルト、M.ビルソン(フォルテピアノ)の各氏にレッスンを受ける。

第47回≪なにわ芸術祭≫新進音楽家競演会ピアノ・管打楽器部門にて新人賞並びに大阪府知事賞、大阪市長賞、協賛社賞を受賞。コルベラン国際ピアノコンクール(フランス)第1位、堺ピアノコンクール大学・一般の部第1位、"万里の長城杯"国際音楽コンクール大学生の部第2位、堺国際ピアノコンクールC級第1位、現代ピアノ曲コンクール=フェスティバル(フランス)、クロード・カーン国際ピアノコンクール(フランス)にて特別賞等受賞多数。

これまでに、関西各地の主要ホールにてソロ演奏、パリではサル・コルトー、アルメニア聖十字教会にてリサイタルに出演。第51回関西新人演奏会、夕陽丘高等学校音楽科設立20周年記念演奏会、夕陽丘高等学校創立110周年記念演奏会、夕陽丘高等学校主催クリスマスコンサート、神戸芸術センター・芸術劇場での定期演奏会にてリサイタル、ベーゼンドルファー新作280VC発表会(東京・大阪)実演リサイタル(B-tech Japan 大阪)等に出演。’17年より近藤秀樹氏(大阪教育大学)による音楽講座にて定期的に演奏。'16年「コンセール・ポエティック」(島村楽器グランフロント大阪)、'19年「木下敦子・宋和映デュオコンサート」(カワイコンサートサロン”ジュエ”)、フランス歌曲を中心としたコンサート《春日遅遅》(大阪市中央公会堂)を主催、出演。'18年よりヤヒャン木管5重奏団演奏会に定期的に出演(ザ・フェニックスホール大阪、兵庫県立芸術文化センター)。

'08年より姉・和純とピアノデュオを結成し、関西各地にて数多くの演奏会に出演。'12年阪急電鉄主催「マグノリア・サロンコンサート」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」(NHK大阪ホールにて当番組初の公開収録)等に出演。

'13年ラ・ロワンテーヌ室内楽アカデミー(フランス)、'12年より京都フランス音楽アカデミーにてレジス・パスキエ氏によるヴァイオリンクラス公式伴奏者を務める。

'15年、フルートの田呈媛、ヴァイオリンの佐々木真実と共にピアノトリオ「に・ちゅ・かん(日中韓)」を結成、以降関西各地、北海道、愛媛にて演奏会開催、'18年4月セレーノ・ミュージック社よりCD発売 https://serenomusic.thebase.in/items/16928421(滋賀、スティマーザールにて録音)。’19年京都コンサートホール主催公演「おんがくア・ラ・カルト」にてソプラノの谷村由美子氏と共演(京都コンサートホール ムラタ)。
作曲初演や現代曲演奏にも携わり、'12年中村典子氏作曲《ノリ》-女声、ピアノ、打楽器のための-を録音、パリにてテイラー財団主催女性作曲家連盟による新進作曲家演奏会に出演。国際現代音楽祭『アジアの管絃の現在  2017』にて尹伊桑生誕100年を記念しピアノソロ作品《間奏曲A》を演奏、大枝international alternative festival 2018、国際現代音楽祭アジアの管絃の現在2019、現代音楽グループ『響キ前線』第3回定期公演(新曲初演の録音)に
出演。'18年高昌帥氏作曲ピアノ6重奏曲を初演。

又、'14年生駒音楽祭、大阪国際音楽コンクール・マスタークラス、パリ・ミュージック・フォーラムによる企画公演にてフランス語通訳、国際現代音楽祭『アジアの管絃の現在  2017』にて韓国語通訳、series 邂逅 共響 vox maiorum(京都)にて韓国語翻訳を勤める。

現在、精力的に演奏活動を行う傍ら、後進の指導にも熱心に携わる。日本クラシック音楽コンクールピアノ部門本選及び全国大会審査員、三木楽器主催ピアノコンクール審査を務める。'16年~'18年大阪成蹊短期大学ピアノティーチング・アシスタントを経て、現在、大阪府立夕陽丘高等学校音楽科、大阪城南女子短期大学、四天王寺大学、常磐会学園大学ピアノ兼任講師。

'15年実用フランス語技能検定試験準1級取得、'16年大阪芸術大学通信教育部音楽科3年次編入、'18年高等学校教諭一種免許(音楽)取得。